TOEICでよいスコアを取る意味はあるか?

こんにちは。冷やし中華です。

 
冷やし中華TOEICはあまり意味ないものだと考えています。
その理由は、一見よさそうなスコアを取っても英語を全然話せないからです!
(個人的には、内容がアカデミック領域に限られるという欠点はあるものの、スピーキングやライティングも必要でリスニングも3分~6分と長いものを聴くことを求められるTOEFL ibtのほうが正しく英語力を反映すると考えています)
 
公式スコア基準を見ると、730点で海外出張レベル、860点で海外駐在レベル、とかになっています。
しかし、実際のところは「この点数では全くもって英語を使えない」と感じる人が多いと思います。
特にテストでテストで点を取ることが得意な人、すぐにテストの傾向やコツをつかむ人といった、いわゆる受験エリート的な人の中にこのように感じる方が多いと思います。
(逆にあまりテストで点を取ることが得意でないというタイプの方は、仮にTOEICスコアがそれほどでなくても、十分なコミュニケーション力を持っているというケースもあります)
 
このブログでは、主に「TOEICの点が高いわりに英語が使えない、でも外資系企業を目指したい」というタイプの人に向けた話が多くなると思います。
 
それではまた!
 
 

TOEIC400点からの外資系への道

はじめまして!冷やし中華と申します。よろしくお願い致します。
 
筆者冷やし中華は現在30代半ば。外資系企業にてファイナンス職に就いております。
(ここでのファイナンスとは、財務・経理・経営企画・経営管理といった事業会社における職種を意味しています。外資系金融ではありません)
 
大学付属高校に通っていたために幸運にも受験のことは考えなくてよく、先のことを考えることができた高校時代。その頃から英語の必要性を感じ、高校2年になった時にはアルバイトで貯めた20万超という高校生には巨額の自己投資を行いNOVAに通っていたほど。大学に入ると当時流行っていたコンサルティング業界に憧れ外資系企業に興味を持つなど、比較的早めに、かつ長いこと英語や海外への関心はありました。それにもかかわらず、社会人になった時、私は以下のような状況でした。
 
学歴:理工系学部卒業、理工系大学院修了
海外経験:高校3年時修学旅行(中国)、大学3年時ゼミ合宿(韓国)、U.S.CPA試験受験(ハワイ、グアム)、大学院1年時旅行(ベトナム
英語資格・検定:大学院修了時TOEIC615点(Reading370点、Listening245点)
英会話力:NOVAレベル6(当時のNOVA定義で 「ゆっくりはっきりと話してもらえば、なんとか意志の疎通をはかることができるレベル」)
特記事項:U.S.CPA試験合格 → そのためReading能力だけは向上していました
タイプ:TOEICの点のわりに実用能力がない、スコアを取るのだけは得意なタイプ。話すのはとにかく苦手。大学受験を経験していないためボキャブラリーがかなり少ない。
 
このような状況で社会人人生をスタート、それから約10年が経過した現在は以下のような状況にあります。
外資系企業に英文レジュメを送り、英語面接を受け、なんとか合格することができる(ただし入念な事前準備は必要) →これまでの人生で3,4社は受かっています。
・かなり苦労しながらも、外資系企業において外国人上司の下で働くことができる(ただし上司からは「コミュニケーションが課題」と年次レビューにて指摘される(言葉を濁しているが、要は英語力改善要と言われているということ)。
・しっかり準備すれば下手ながらも英語プレゼンは可能。ただし質疑応答はできるだけ避けたい。
・英語での会議はかなり苦手。
・1対1であれば比較的英語で話ができる。
TOEICスコア910
・未だに継続的な英語学習は欠かせない。
 
はっきりいって全くもって不十分で苦労が絶えない状況ではありますが、
それでも学生時代からすると今の水準は夢のようです。
(そもそもTOEIC800点に憧れ、900点は帰国子女レベル=不可能 だと思っていました)
しかし、私のように海外経験がなく、英語力がそれほどあるわけでもない、でも外資系企業で働いてみたいという人にとっては、最初に目指す目標はこのような苦労しながらもなんとかついていくというレベルなのではないかと思います。
 
そこでこのブログでは、私の経験に基づく外資系企業への転職、英語学習方法等を中心に、現在も続けている英語学習の苦労、その他全く関係のない趣味的な内容も交えつつ、思うままに書いてみたいと思っています。
もしよろしければこれからもお付き合いください。
 
それではまた!